被爆樹木植樹式

 7月21日、草賀大使は、豪州国立大学(ANU)からの招待を受け、同大学で行われた広島の被爆樹木の植樹式に出席しました。同植樹式には、草賀大使の他、エバンズANU総長、タクール核不拡散・軍縮センター長、カルーソ在豪米大使公使他が出席しました。同植樹式は、被爆樹木を世界中に届けることで平和へのメッセージを発信する「グリーン・レガシー・ヒロシマ」イニシアティブの一環として行われました。

 同植樹式では、タクール・センター長の司会の下、エバンズ総長、草賀大使、カルーソ公使が挨拶を行いました。エバンズ総長は、自身の広島訪問の経験、核兵器の恐ろしさやリスク、本年5月のオバマ米大統領の広島訪問について述べるとともに、「広島の灰から、より良く、より人道的な世界が育ち得るという考えを維持し続けるために歩み始めよう、これが本日の植樹式の背後にある核となる考えである。」と述べました。

 その後、草賀大使から、2001年のニューヨークのテロにも耐えて立ち続けた1本の木や2011年の東北地方で発生した津波に耐えた奇跡の一本松に言及しつつ、被爆樹木はこれらの樹木とともに、エネルギーと希望の象徴であると言える、「グリーン・レガシー・ヒロシマ」の活動を高く評価したいと述べました。

 我が国としては、核兵器のない世界に向けて具体的結果が出せるよう、唯一の戦争被爆国として、被爆の実相を国際社会に伝えつつ、核兵器国と非核兵器国の協力を呼びかけていきたいと考えています。