令和7年天皇誕生日祝賀レセプションの開催

令和7年2月19日
2月12日、天皇誕生日祝賀レセプションを大使公邸において開催しました。本年のレセプションは、マールズ副首相兼国防大臣、キング資源大臣兼北部豪州大臣、エアーズ貿易補佐大臣兼Future Made in Australia担当補佐大臣といった閣僚の参加を得たほか、リトルプラウド国民党党首、ビリク豪日議員連盟会長を含む与野党の連邦議員、ジョンストン国防軍司令官、アダムス外務貿易省次官などの連邦政府・各州政府高官、各国大使、ビジネス界、シンクタンクや学界、日豪友好団体関係者など約641人の出席を得て盛会となりました。
 
 鈴木大使は式典の挨拶において、戦後80周年を迎える中で、能登半島地震に際する豪州国民からの支援やカウラでの戦後の日豪和解の取組などに象徴される両国民間の友好関係が、かつてないレベルに達していることを紹介しました。その上で、近年、両国の安全保障・経済・人的交流分野における協力がますます深化・拡大していることを歓迎するとともに、その継続の重要性を強調しました。また、4月に開幕する大阪・関西万博の公式キャラクター、ミャクミャクを会場に迎え、万博の魅力を訴えました。(鈴木大使のスピーチはこちら。)
 
 これに続き、主賓のマールズ副首相兼国防大臣、エアーズ貿易補佐大臣から、日本とのつながりに関する個人的なエピソードも交えた心温まる祝辞を頂きました。
 
本年のレセプション実施に際して、様々な分野の日系企業及び当地関係団体の皆さまから多大なご協力を頂きました。観光促進を含む運輸部門の紹介、AIによる画像識別や防衛装備品などの先端技術の展示、手打ち蕎麦、抹茶、菓子類や乳製品、日本酒・ビールをはじめとした各種飲料類などの日本食の提供を通じて、日本の幅広い魅力を発信することができました。また、日本企業が冠スポンサーを務める当地ナショナル・ラグビー・リーグの選手に来場いただき、日豪関係のすそ野の広さを来場者に印象付けることができました。
 
 また、震災復興支援や風評被害払拭の観点から福島県産日本酒や北海道産ホタテ等を会場で振る舞ったほか、大使公邸の日本庭園に和式のライトアップを施し来場者に日本の風情を堪能していただきました。
Ambassador Suzuki
Myaku-Myaku
Deputy Prime Minister the Hon Richard Marles MP
Kagamibiraki
Ambassador Suzuki with the Hon Madeleine King MP
Rugby
Residence Garden
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