キャンドル祭点灯式の開催

令和2年11月4日
大使公邸日本庭園
燈花会
10月24日に予定されていた今年度のキャンベラ・奈良姉妹都市関係を祝うキャンドル祭は、新型コロナウィルス措置に準じ、大勢が集まる野外フェスティバル形態による開催ができなくなったため、ACT政府からの提案を受けて、去る10月15日、大使公邸日本庭園に於いて、関係者が集い「キャンドル祭点灯式」を行いました。
髙橋大使・雅子夫人、ハーグリーブ姉妹都市委員会会長
ジャーマン元豪日協会会長、フィツパトリック姉妹都市委員
同点灯式は、当地(キャンベラ)「ナナワル(Ngunnnawal)」地域の先住民代表であるリッチー・アラン(Richie Allan)氏により、ナナワルの言語で「この土地へようこそ」を意味する挨拶及びディジュリデュー、クラップスティック(※写真参照:先住民の楽器)の演奏で始まりました。続いて髙橋礼一郎大使、ナレル・ハーグリーブ(Narelle Hargreaves)キャンベラ奈良姉妹都市委員会会長、ブレンダン・スミス(Brendan Smyth)ACT政府国際関係コミッショナー、マイケル・レイビー(Michael Rabey)ロータリークラブ平和の鐘担当による挨拶、そして仲川げん奈良市長からのビデオメッセージの後、髙橋大使とハーグリーブ会長が27周年となるキャンベラと奈良市の姉妹都市提携を記念しキャンドルを点灯しました。
 
大使公邸日本庭園には1200個のキャンドルとともにカラーライトが点され、静寂で幻想的なたたずまいの中、ライリー・リー氏による尺八の演奏を最後に同点灯式が終わりました。
アラン・ナナワル代表(※写真左:クラップスティック、写真右:ディジュリデューの演奏)
スミスACT政府国際関係コミッショナー
レイビー・ロータリークラブ平和の鐘担当
髙橋大使、ハーグリーブ姉妹都市委員会会長
リー尺八奏者
大使公邸庭
当日の模様はACT政府がビデオに収録し、Events ACTのSNSやACT 政府による「キャンドルフェスティバル」の公式サイト(http://events.act.gov.au/nara)に掲載しています。今年初めてオンライン化されたACT政府「キャンドル祭」は、日本食レストラン、テイクアウトの店舗を広報する「Itadakimasu」企画の他、クラフト、その他幅広い日本関連情報を掲載しており、当館は同公式サイトの内容の充実を図るよう協力を提供しました。加えて日本政府観光局(JNTO)と一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)も同サイトを通じて観光や文化情報を発信し、対日理解の促進に努めています。