豪州における森林火災被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

令和2年1月24日
豪州における森林火災被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資としてN95マスクが1月22日(水)にシドニー空港へ到着しました。翌1月23日(木)現地時間14時より首都キャンベラの保健省にて,豪州側からポール・ケリー森林火災最高医療責任者が、日本側から大村周太郎次席公使らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。
 
引渡式では、ケリー森林火災最高医療責任者より、日本の支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資の一部は早速オーストラリア国防軍に配布され,甚大な被害を受けた家畜死骸の処理部隊へ配送されたとの発言がありました。これに対し、大村次席公使より今回の森林火災の被害が一日も早く収まることを願う旨、発言がありました。
 
なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。
 
1.到着する緊急支援物資の確認する荒川書記官(右)と豪州までの輸送を担った
日本航空木村シドニー空港所長(左),青木シドニー貨物所リーダー
 
2.授受証明書への署名。ケリー森林火災最高医療責任者(右),大村次席公使(左)
 
3.引渡式の様子。ケリー森林火災最高医療責任者(右),大村次席公使(左)