JAXAはやぶさ2帰還記念「はやぶさ」上映会の開催

令和2年11月26日
Hayabusa film screening
VIP photo
大村次席公使の挨拶
マーフェット豪宇宙庁副長官の挨拶
11月19日、来月初旬の「はやぶさ2」カプセルの帰還に先駆けて豪州国立映像音声アーカイブ(NFSA)において、国際交流基金、豪州宇宙庁、豪州国立科学技術センター(クエスタコン)、JETAAキャンベラの協力の下「はやぶさ 遥かなる帰還」上映会を開催しました。

「はやぶさ2」は小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルの入ったカプセルを12月6日に南豪州ウーメラ管理地区に帰還させる予定であり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は豪州政府の協力を得てカプセルの回収準備を南豪州ウーメラ管理地区で行っています。
 
大村周太郎次席公使、アンソニー・マフェット豪州宇宙庁副長官、ブライアン・シュミット豪州国立大学学長(ノーベル物理学賞)及びグラハム・デュラント豪州国立科学技術センター長が映画上映前の挨拶をし、「はやぶさ2」帰還に向けた期待を述べました。
 
本イベントには豪州人宇宙飛行士アンディー・トーマス氏、日本初の宇宙飛行士である毛利衛未来館館長及び初代はやぶさのプロジェクトマネージャー川口淳一郎JAXA宇宙科学研究所特任教授からのビデオメッセージが寄せられました。更に、ウーメラ地区で準備を行っているJAXAの中澤暁担当サブマネージャーと交信をし進捗状況を伺いました。
 
また、イベント会場入り口では宇宙服を着たクエスタコンの職員がゲストを出迎え、初代「はやぶさ」のモデルが展示されました。
シュミットANU学長の挨拶
毛利衛氏を紹介するデュラント豪州国立科学技術センター長
トーマス宇宙飛行士からのメッセージ
川口教授からのビデオメッセージ
ウーメラからの現地中継
入口の様子
初代「はやぶさ」模型展示
中庭での歓談の様子