「東日本大震災7周年の集い」の開催

平成30年3月23日
 3月11日(日)、キャンベラ・奈良平和公園に於いて、JETプログラム同窓会、ACT豪日協会及びキャンベラ日本クラブの共催により、「東日本大震災7周年の集い」が開かれました。この集いは、2011年3月11日に起きた東日本大震災の犠牲者への追悼と、被災地の復興への祈念のため、毎年同公園にて開催されています。本年の集いには、草賀大使、共催団体の代表者のほか、当地の邦人コミュニティとその家族や、キャンベラ市民などおよそ100名が参列しました。


 今年はキャンベラ・ロータリークラブによって、2月に設置されたばかりの「世界平和の鐘」の音を合図に、午後4時46分(日本時間同2時46分)、参列者全員により1分間の黙祷を捧げた後、パイパー・みさこさんが「花が咲く」を独唱しました。


 草賀大使は冒頭のスピーチにおいて、震災の犠牲になられた方々への哀悼の意を捧げるとともに、震災以来、豪州からの我が国への温かい支援に改めて感謝と敬意を表しました。また、被災地の復興作業の進展に触れ、一日も早くすべての避難者の方々が通常の生活に戻れるよう祈念し、できる限り協力する用意があることを表明しました。また、自らの経験も含めて、当地で行われている「東北ユースプログラム」の重要性を述べ、各関係団体に感謝の意を表しました。


 その後、キャンベラ日本クラブ、ACT豪日協会、キャンベラ大学日本クラブ、豪州国立大学日本クラブの代表がそれぞれスピーチを行い、閉会となりました。