珊瑚海海戦75周年記念行事への出席

平成29年5月31日
豪艦艇上でスピーチを行う宮下公使
献花を行う宮下公使
平成29年5月1日、クイーンズランド(QLD)州タウンズビルにおいて珊瑚海海戦75周年記念行事が行われ、大使の代理として当館の宮下公使及び天野防衛駐在官が出席しました。珊瑚海海戦記念行事に日本政府の代表が招待されたのは今年が初めてです。

1.豪海軍協会QLD支部主催珊瑚海海戦記念行事(Dawn Service)
  午前6時からタウンズビル市内のアンザック・パークで行われた本行事には、豪州からコスグローブ連邦総督、ターンブル連邦首相、ブランディス司法相、リシュワース影の退役軍人相(野党党首代理)、パラシェQLD州知事、ビンスキン国防軍司令官、バレット海軍本部長が、米国からカルーソ在豪州臨時代理大使、スウィフト太平洋艦隊司令官等来賓が参列し、スピーチや献花を行うとともに、同海戦参加者を含む退役軍人、国防関係者等が参加しました。

2.豪海軍主催珊瑚海海戦75周年記念行事
  タウンズビル沖合25キロの珊瑚海で漂泊する豪海軍艦艇Choules艦上で実施された本行事は、同海戦75周年を記念して豪海軍が初めて主催したもので、豪州からコスグローブ連邦総督、ブランディス司法相(首相代理)、ペイン国防相、リシュワース影の退役軍人相(野党党首代理)、ビンスキン国防軍司令官、バレット海軍本部長、米国からカルーソ在豪州臨時代理大使、スウィフト太平洋艦隊司令官等が参列し、献花やスピーチを行いました。宮下公使より、犠牲となられた方への深い悔恨と哀悼の意、戦争の惨禍を繰り返さないとの決意と共に、戦後の豪州及び米国による協力への謝意等を述べたスピーチを行いました。(スピーチ原稿リンク(英文)