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草賀大使公式イベント等

ピルバラ鉄鉱石鉱山及びオペレーションサイト視察

10月14日(水)~15日(木)、草賀大使はWA州のバーネット州首相を表敬すると共に、リオ・ティント社が運用する遠隔オペレーションセンター及びピルバラにある鉄鉱石鉱山を訪問し、鉱山、鉄道、港湾施設の視察を行いました。州首相からは、WA州は日本の高度経済成長に支えられる形で発展したとして、日本との歴史的な関係の深さについて指摘がありました。

リオ・ティント社の鉄鉱石鉱山に関しては、鉄鉱石の採掘から運搬、港での搬出までを一元・遠隔管理し、大規模なシステムを効率的に運用することが同社の競争力である旨の説明を受けました。効率化については日本にも多くのノウハウがあり、日本企業との様々な連携が進むことが期待されます。


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「ひまわり8号」記念式典への出席

9月30日、草賀純男大使は、気象庁キャンベラ事務所で行われた「ひまわり8号」記念式典に出席しました。観測機能が大幅に強化された「ひまわり8号」は7月7日に運用が開始され、オーストラリアとの観測データの共有が行われるとともに、共有されたデータを基にしたオンライン・ビューアの一般供用が9月30日から開始されました。
http://www.bom.gov.au/australia/satellite/
同式典では草賀大使から祝辞が贈られたほか、オーストラリア側からはジェイミー・ブリッグズ都市・建設環境大臣やロブ・ヴァーテシー気象庁長官が出席し、日本の厚意に対する謝意等が述べられました。

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カウラ・ブレイクアウト事件70周年記念式典実行委員会に対する大臣感謝状の授与

毎年8月5日には、戦時中の1944年のこの日、カウラ市にあった捕虜収容所から日本兵が脱走し、多くの犠牲者が出たブレイクアウト事件の犠牲者を悼む献花式が開催されています。昨年はこの事件が起きてから70周年だったわけですが、カウラ市ではこの70周年を記念する事業を開催するための実行委員会が創られ、数多くのイベントを開催してくださいました。岸田外務大臣は、同実行委員会の活動が日豪の和解を象徴しているとして、感謝状を贈りました。草賀大使は本年8月5日、カウラ市を訪問し、大臣感謝状を同市のウェスト市長に授与しました。これに対して同市長から、日本の外務大臣に評価されることは大変光栄であると述べられました。カウラにおけるエピソードを次の世代に伝えるため、大使館はカウラ市と協力していきます。

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カウラ市における献花式典への参列

8月5日、草賀大使夫妻は、カウラ市内で行われた、カウラ捕虜収容所日本兵脱走事件で亡くなられた235名(内豪州兵4名)を慰霊する献花式典に参加しました。式典は日豪両戦没者等墓地で実施され、草賀大使はビル・ウェストカウラ市長とともに花輪を捧げました。
日本人戦没者等墓地には、昭和48年に当時の皇太子同妃両殿下が同墓地を訪れた際に植樹された桜の木が大きく育っています。そして毎年9月の桜のシーズンにはカウラ市で桜祭りが開催され、その中では各種日本文化を紹介するイベントが行われるなど、桜祭りは日本とカウラの深い友好の絆を示すシンボルの一つとなっています。

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草賀大使によるナショナル・プレス・クラブでの講演

7月28日、草賀大使はナショナル・プレス・クラブにおいて、「日本と豪州:自然発生的なパートナーシップ(Japan and Australia : A Natural Partnership)」と題する講演を行いました。この中で大使は、日本の外交政策や経済情勢について説明した後、日豪関係を概観し、今後両国が協力を強化すべき分野や事項についても言及しました。30分の講演の後、会場にいた豪州人ジャーナリストからの複数の質問に対して回答しました。多くの質問は豪州の将来潜水艦に関するものでした。これに対して大使より、概要以下のとおりの回答をしました。「日本政府は競争的評価プロセスの項目を十分に理解している。また、豪州の産業の参画の最大化が重要な検討項目の1つであることも十分に理解している。現在、潜水艦の能力、コスト、スケジュールを不必要に損なわずして豪産業の参画を最大化するようなパッケージ案の策定に向けて、豪企業との対話や情報収集を精力的に行っている。今年5月に防衛省及び経産省の職員並びに三菱重工業、川崎重工業の関係者から成る日本代表団が豪州を訪問したのに続いて8月にもアデレードを訪問する予定であり、産業界向けのプレゼンテーションを行うほか、豪州企業との間で対話も行う予定となっている。」
プレス・クラブでの講演は、駐豪の歴代日本大使としては初めてだったとのことです。これからも豪州の皆さんに日本の政策等について説明すべく講演したいと考えています。講演テキストはこちら

National Press Club1  National Press Club2  National Press Club3

 

草賀大使着任関連

草賀大使の要人への着任表敬

          

Mr Andrew Barr

ウェザリル南オーストラリア首相

Mr Andrew Barr

スミス議長

Mr Andrew Barr

フォーセット上院議員

Mr Andrew Barr

ラウ南オーストラリア副首相

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フライデンバーグ財務担当閣外大臣

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マイケル・ロナルドソン退役軍人大臣

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ターンブル通信大臣

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クリスチャン・ポーター首相府政務次官

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ドン・ランドール豪日議連会長

 

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チェスター国防政務次官

 

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キャッシュ移民国境警備担当格外大臣兼首相補佐大臣

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アラン・タッジ政務次官  

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ニック・チャンピオン豪日議連副会長

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サイモン・バーミンガム教育・訓練担当閣外大臣

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トニー・アボット首相

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ジュリー・ビショップ外相

 

草賀大使夫妻主催着任レセプション

5月27日、草賀大使夫妻は着任レセプションを大使公邸において開催しました。ビショップ外相を含め、連邦議員、各国大使、豪州連邦政府関係者、学識者等約130名以上の方々の参加をいただきました。

レセプションにおいて草賀大使は、自身2度目の豪州勤務であることを紹介しつつ、日豪両国において安全保障面でも経済面でも従来以上に協力が進んできている時期に大使として勤務できることは喜ばしい、皆様のご支援を得ながらさらにこの二国間関係を強化していきたいと抱負を述べました。

来賓を代表してビショップ外相から、前の週に第7回大平洋・島サミット出席のため訪日し、安倍総理や岸田外務大臣に会い、今後の日豪関係強化について協議したことを紹介され、日本がより積極的な安全保障上の役割を果たしていくことに対する力強い支持とともに、今後日豪の友好関係が一層深まることを期待する旨のご挨拶をいただきました。

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信任状奉呈式

5月13日、草賀純男大使はピーター・コスグローブ連邦総督に信任状を奉呈しました。
秋の朝の澄みきった青空の下、豪政府儀典次長のエスコートを受け草賀大使夫妻は公邸を出発、連邦総督公邸に向かい、そこでコスグローブ連邦総督に信任状を奉呈しました。

引き続き行われた懇談の中でコスグローブ連邦総督は、最近の良好な日豪関係が大使の在任中さらに深められていくことを期待する旨述べられたほか、コスグローブ総督ご自身が訪日された際の思い出深いエピソードを披露するなど、終始和やかな雰囲気につつまれました。

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