国際機関で働く!
募集中のポスト・制度
JPO派遣制度
JPO(ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)派遣制度は,各国政府の費用負担を条件に国際機関が若手人材を受け入れる制度で,外務省では本制度を通じて,35歳以下の若手の日本人に対し,原則2年間国際機関で勤務経験を積む機会を提供しています。 |
~国連やユニセフなどの国際機関にほんのちょっとでも興味がある方へ~
◆ビジネスマン・エンジニア・弁護士・会計士など専門職の方へ◆
ビジネスの最前線で働いていたり、専門分野で活躍されていたりするみなさん。
「国際機関で働く」って考えた事ありますか?もしかして、大人になったら国連で世界の人々のために役立つ仕事をしたい、と子供のころ思っていませんでしたか?
いつの間にか忘れてしまった子供のころの夢、今からでも遅くありません。
あなたがいま持っている専門知識こそ、国際機関が必要としているものなんです!
国連などの国際機関には、高度な専門性を持ち、組織の中枢として働く“Professional Staff”というカテゴリーの職員がいます。国連本部があるニューヨークやジュネーブ、ウィーンなどで、人事、財務などアドミニストレーションの業務に携わったり、開発途上国を中心とした世界各地の地域・国事務所で、プロジェクトの企画や実施などを行ったり。国際機関の仕事は貧困対策や平和構築から、環境保護や核不拡散まで、多岐にわたっていますから、その業務も様々なのです。
そして、国際機関が求めているのは、即戦力!
もしもあなたが現在何らかの分野での実務経験や専門知識を持っているならば、それを国際機関で生かしてみませんか?実力社会ですから、認められれば、任される責任もどんどん大きくなっていくでしょう。
ちなみに、国際機関で働く場合、「修士号」が前提になっている場合が多いということ、そして仕事をこなせる英語力が必要なことは知っておいてください。
国際機関で働きたいけれど学歴や語学力に不安がある、という方は、ご自分の関心や専門を生かせる分野で、どのような能力が求められているのか、情報収集することが大切です。外務省国際機関人事センターのホームページを見て、自分に何が足りないか、今からすべきことは何か、調べてみましょう。
外務省 国際機関人事センター https://www.mofa-irc.go.jp/
もう修士号を持っている、という方は、ぜひとも「情報登録制度」を利用してみてください。登録すると、国際機関のポストに関する情報などを個別に得ることができます。それから、空席公告リストに直接アクセスして、いま実際に募集されているポストを見ることもできますよ!
国際機関人事センターでは、人事情報・職員募集情報などをメールで配信するサービスもあります。こちらにもぜひ登録してみてください。
貧困や災害に苦しむ人々の助けとなり、国際社会に貢献する明日を目指して、まずは一歩、踏み出してみましょう!
◆国際協力関係者の方へ◆
みなさんは、国際協力の最前線で活躍されていらっしゃると思いますが、中にはいつか国際機関で働きたい、と目指してこられた方もおられるかもしれません。
国際機関で働く場合、「修士号」が前提になっている場合が多いことはご存知かもしれません。、
もちろんどんな修士号でもよいというわけではなく、仕事の上で必要となる「専門性」を強化していくことがとても大切なのです。国際機関で働きたいけれど学歴や語学力に不安がある、という方は、ご自分の関心や専門を生かせる分野で、どのような能力が求められているのか、情報収集することが大切です。外務省国際機関人事センターのホームページを見て、自分に何が足りないか、今からすべきことは何か、調べてみましょう。
外務省 国際機関人事センター https://www.mofa-irc.go.jp/
もう修士号を持っている、という方は、ぜひとも「情報登録制度」を利用してみてください。登録すると、国際機関のポストに関する情報などを個別に得ることができます。それから、空席公告リストに直接アクセスして、いま実際に募集されているポストを見ることもできますよ!
さらに、将来国際機関で正規職員として勤務したいけれど、それには知識・経験が少し足りないかもしれない!と考えている若い日本人の方を対象に、「ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)」派遣制度も実施しています。ぜひこの制度の趣旨やメリットなどを載せているパンフレット(pdfファイル)をご覧になってください。
国際機関人事センターでは、人事情報・職員募集情報などをメールで配信するサービスもあります。こちらにもぜひ登録してみてください。
国際機関への道は、綿密な事前調査と、理想を忘れない強い信念から始まります!
◆学生の方へ◆
「国際機関で働く」・・・・・・なんだかとても難しそうですね。
5ヶ国語を操る人たちが、戦争で荒廃した国で身を粉にして働いている・・・そんなイメージですか?それともニューヨークの高層ビルを舞台に、国連事務総長と各国政府首脳との会談の準備をしている・・・?
どちらも間違いではありません。でも、国際機関にはみなさんが思っているより多様な仕事があるんです。
あなたの関心や専門分野が活かせる仕事がきっとあります。
国際社会に貢献したい、世界の人々の役に立ちたいという意欲のあるみなさん、ぜひチャレンジしてみませんか?
国連やユニセフなどの国際機関では、専門知識と実務経験を持っているプロフェッショナルな人材を求めています。
ですから、学生のみなさんは、今から準備しておく必要があるのです。
国際機関で働く夢をかなえるには、どうすればよいのか、ちょっと例を見てみましょう。
日本の大学で国際関係学部を卒業した後、イギリスにわたり、開発学の分野で修士号を取得したAさん。現場を知りたい、と2年間国際NGOで勤務しました。そしてAさんは、日本の外務省が経費を負担して国際機関に派遣する「ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)」という制度に応募して合格し、いま、発展途上国の子供たちのために働いています。
Bさんは、アメリカの大学の工学部の修士課程を卒業してから、ずっと日本のメーカーで働いていましたが、国際機関への夢を捨てられませんでした。
実績と英語力をつけるため、Bさんは、海外青年協力隊で2年間活動し、それから国際機関の空席ポストに応募し、採用されました。
どうやら、「修士号」「専門性」「英語力」は必須、途上国の現場で働いた経験があれば、さらに良いようですね。
では、あなたの場合は?
- ・・・どこに応募すればよいの?
- ・・・・・・何か資格が必要なの?
- ・・・・・・・・・フランス語なんて全然できないけど、ダメ?
まずは、外務省国際機関人事センターのホームページを見て、情報を集めてみましょう。国際機関でやりがいのある仕事をするための、最初の一歩です。
外務省 国際機関人事センター https://www.mofa-irc.go.jp/