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広報文化関連情報

カウラ日本庭園ゲート建て替え事業に係る贈呈セレモニーの開催

3月8日、草賀大使は、大使公邸においてカウラ日本庭園ゲート建て替え事業に係る贈呈セレモニーを開催しました。本件事業は、カウラ市にある日本庭園のゲートの建て替えをガンデル夫妻及びオーストラリア三菱商事会社の寄付により実現させるもので、ガンデル夫妻、同社の高田社長夫妻、グリフィス・カウラ日本庭園基金副会長を始めとした関係者の出席の下、贈呈セレモニーが行われました。

草賀大使は挨拶の中で、今回の寄付に際するガンデル夫妻及び高田同社社長の善意に謝意を述べると共に、日豪の和解を象徴するカウラの平和のメッセージを若い世代に伝えていくことが我々の責任であると述べました。

キブラー・カウラ日本庭園基金会長のデザインにより新しく建て替えられるゲートは、日本から取り寄せた瓦を使用した伝統的なものになるとのことです。建て替え工事は、本年8月頃の完成を予定しています。

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左から: 草賀大使、グリフィス副会長、
ガンデル夫妻、高田社長夫妻

出倉秀男氏及びアダム・リャオ氏に対する日本食普及の親善大使任命

2月26日、農林水産省は、2016年の「日本食普及の親善大使」として国内及び海外の日本食関係者等21名を任命した旨を発表しました。オーストラリアからは料理研究家の出倉秀男氏とアダム・リャオ氏が同親善大使に任命されました。「日本食普及の親善大使」は、日本食・食文化の海外への普及をより一層推進することを目的に2015年に始まった制度ですが、海外で活躍されている方が任命されるのは、本年が初めてとなります。出倉氏及びアダム・リャオ氏は、共にオーストラリアにおいて幅広く日本食・食文化の普及に貢献されており、これからもメディアなどを通じ引き続き日本食・食文化の魅力についてさらにご紹介いただくことが期待されています。

 

出倉秀男氏 

1974年に日本食のケータリング事業を開始した豪州における日本料理の草分け的存在。現在はシドニー北部で日本食キッチンスタジオを主催する傍ら、シドニーを中心に料理評論家、日本料理講師、日本食に関する書籍の執筆活動などを行いその著書は18冊を越える。2007年第二回日本食海外普及功労者表彰受賞。2015年外務大臣表彰受賞。

 

アダム・リャオ(Adam Liaw)氏

2010年に料理番組「Master Chef」で優勝、その後セレブリティ・シェフとしてテレビや新聞で活躍。流暢な日本語を話し、それを駆使して日本国内の食材を取材し紹介する番組「Destination Flavour」がSBSで放映され、DVDとして販売されるなど人気番組となっている。Fairfax社の週刊紙Good Foodにて定期的にコラムを執筆、レシピ本も先日4冊目を発行した。

 

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南シナ海に関するパネル・ディスカッション大使冒頭挨拶

12月1日、豪州戦略政策研究所(ASPI)が主催した南シナ海に関するパネル・ディスカッションにおいて、草賀純男大使が冒頭挨拶を行いました。大使は、国際法に照らして正しい主張をし、力や威圧に頼らず、紛争は、すべからく平和的解決を図るべきであると述べ、日本は「積極的平和主義」の下、アジア太平洋地域の平和と安全、繁栄のため、地域のパートナーと一緒に協働していくと述べました(大使の挨拶原稿はこちら)。

この後、4人の豪州人パネリストによる発言と活発な質疑応答が行われました。日本大使館は本件イベントの一部を財政的に支援しましたが、タイムリーな問題に関する議論が活発に行われたことを嬉しく思います。

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天皇誕生日祝賀レセプション開催

11月25日、草賀純男駐豪日本大使夫妻は、公邸において、天皇陛下の誕生日を祝うレセプションを開催しました。本年のレセプションは、「Discover the Spirit of Japan」のコンセプトの下、キャンベラにいながらにして日本の素晴らしさを体感していただくことをテーマにしました。当日は、サウスコット議員を含む連邦議員、連邦政府関係者、各国大使、大学関係者、日系企業関係者、日系コミュニティ代表など約430人が参加しました。

草賀大使は挨拶の中で、ご協力いただいた日本企業への謝意を述べ、これら企業によるイノベーティブな展示を紹介しつつ、2015年は日豪EPAの発効をはじめ日豪関係にとって重要な年であったこと、強固な日豪関係はアジア太平洋地域の安定と繁栄にとっての鍵であることを述べ、日本大使として経済、防衛、安全保障、文化といった分野で日豪関係を一層強化すべく努力していきたいと強調しました。

本年のレセプションは、公邸内での企業展示、和太鼓演奏に加え、新たな試みとして館員による少林寺拳法デモンストレーションを行いました。また、公邸内の日本庭園を楽しんでいただくとともに、屋台を出して日本の食事・飲み物の提供を行いました。

  

  

  

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ヴェロニカ・テイラー氏に対する平成27年度外務大臣表彰

11月12日、ヴェロニカ・テイラー教授(豪州国立大学アジア太平洋学部長)は、長年にわたり豪州における日本研究の深化と日豪の相互理解の促進に貢献した功績に鑑みて、今年度の外務大臣表彰を草賀純男大使から授与されました。式の中で、ヴェロニカ氏は、今回の受賞を光栄に思い、家族や友人に感謝すると述べるともに、今後も、後進の育成を含め、日豪の相互理解促進のために貢献していきたいとの抱負を述べられました。

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バリー・ジャーマン氏に対する平成27年度外務大臣表彰

11月10日、バリー・ジャーマン氏は、ACT豪日協会における長年の活動を通じて日豪関係の促進に多大な貢献を行った功績に鑑みて、今年度の外務大臣表彰を草賀純男大使から授与されました。ジャーマン氏は、ご家族や友人に祝福される中、外務大臣表彰を受賞し、今後とも草の根レベルで日豪関係を強化していきたいとの抱負を述べられました。

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キャンベラ・奈良キャンドルフェスティバルの開催

今回22回目を迎えた「キャンベラ・奈良キャンドルフェステバル」が10月24日(土)、市内のキャンベラ・奈良平和公園で開催されました。

同フェステバルでは、キャンベラの姉妹都市である奈良市の灯籠祭にちなんで公園内に約2,000本のキャンドルが並べられる中、和太鼓や三味線、尺八の演奏などがステージ上で行われたほか、様々な日本文化紹介が公園内全体で行われました。草賀純男大使とアンドリュー・バーACT首席大臣はステージ上で挨拶を行ったあと、灯籠に灯を入れました(大使の挨拶文はこちら)。

大使館が出展したテントでは、書道や折り紙、水風船などの日本の伝統的遊びを提供して地元の人たちに日本の庶民文化の一端を体験してもらいました。また、恒例となっている餅つきを実演し、つきたてのお餅という日本の伝統的な食文化を味わっていただきました。更には日本の魅力を理解してもらうため、観光パンフレットなども配布しました。書道家れんさんによる書道パフォーマンスも披露されました。

当日はフェステバルに18,000人もの来場者があり、多くの市民が日本文化を体験し、日本に対する理解を深めていただいたと考えます。

  

  

  

加藤アームストロングゆかり氏に対する平成27年度外務大臣表彰

9月22日、草賀純男大使は大使公邸において、平成27年度外務大臣表彰を受賞された加藤アームストロングゆかり氏に外務大臣表彰表彰状及び副賞を授与しました。

外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。平成27年度外務大臣表彰では、加藤アームストロングゆかり氏を含む94名の海外在住の方が受賞されました。

加藤アームストロングゆかり氏はキャンベラ日本クラブの創設に尽力され、1997年10月に設立された同クラブの初代会長に就任、以来13年間の長期に亘り会長職を務められました。2010年11月からはキャンベラ日本クラブの顧問として、現在に至るまでその運営に寄与されています。

キャンベラ日本クラブは、当地唯一の日系団体として、日本人、日系人の親睦及び相互扶助を目的として設立され、今日では、会員相互の親睦及び相互扶助に止まらず、秋祭り開催、キャンベラ奈良キャンドルフェスティバル参加等の活動を通じて、日本文化紹介、日オーストラリア親善に貢献されています。

このように、加藤アームストロングゆかり氏は、長年にわたるキャンベラ日本クラブの活動を通じて、現地社会への日本文化紹介、日本とオーストラリアとの相互理解促進に貢献されたことにより、今年度の外務大臣表彰を受賞されました。

  

 

アジアリンク関係者とのレセプション開催

9月15日、草賀大使はアジアリンクが主催する「リーダーズ・プログラム」参加者を公邸に招待しました。大使は約70名の参加者を前に講演を行い、日本と豪州は経済面での長きに亘る相互補完関係にあり、また米国との同盟関係を有すること等を踏まえて、両国が今後協力を強化すべき分野や事項について説明しました。参加者からは、日豪関係が強固であることが良くわかったので、個人のレベルでも日豪関係強化のために貢献していきたいといった意見が呈されました。

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茶道デモンストレーションの開催

9月14日、草賀大使は、裏千家淡交会シドニー協会の全面的な支援を得て、大使公邸の中庭において、茶道デモンストレーションを開催しました。裏千家の師範等から茶道についての説明が行われ、同時にお手前も披露されて、用意されたお茶が1人1人にサーブされました。参加いただいた豪州連邦議員や豪州連邦政府関係者等は、晴天の下、桜の花も咲く日本庭園において、本格的な茶道を楽しんでくださいました。

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2015年自衛隊記念日レセプションの開催

8月12日、日本大使公邸にて、在豪日本大使主催2015年自衛隊記念日レセプションが開催されました。雪やみぞれの降る、生憎の天気でしたが、178名もの出席者を得て、熱気に包まれた公邸内にて、同レセプションは盛大に実施されました。

 大使から、アボット首相が、昨年のANZAC船団護衛百周年記念行事における演説の中で、「日本は最初は同盟国で、その後敵となり、今はベストフレンドである。」と述べたことを紹介しつつ、近年の日豪の防衛・安全保障協力は、長い期間の相互の信頼と協力によって更に深化している旨述べました。来賓代表としてスピーチをした海軍副本部長マイケル・ヴァン・バレン(Michael van Balen)少将からは、両国の防衛・安全保障協力の重要性と、同協力のベースとなる人的結びつき、民主主義、人権そして法の支配等、両国の持つ共通の価値観の重要性について述べられました。  

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「東北青少年プログラム」による被災地中学生、高校生の訪問

東日本大震災により親を亡くされた4人の中学生、高校生が豪日協会キャンベラ支部により招待されました。4人は約2週間キャンベラに滞在し、地元の学校での交流やホストファミリーとの交流を体験しました。8月3日には草賀大使と面談し、4年前の悲劇を語りつつ、滞在期間中に体験したいことや将来の夢などについて語ってくれました(残念ながら当日は1人が体調不良で参加出来ませんでした)。大使館では今回の訪問がこの4人にとってプラスになることを願っています。なお、本件プログラムを行うための資金集めイベントとしてチャリティ・ゴルフが行われ(7月20日。於フェデラル・ゴルフ・クラブ)、優勝者に草賀大使から大使杯を授与しました。大使館はこうしたイベントを引き続き支援します。

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2015 JET壮行レセプション

草賀大使は、7月22日水曜日、キャンベラからの本年のJETプログラム参加者を公邸に招待し、豪州国立大学の教育関係者や過去のJETプログラム参加者らも交えて、壮行レセプションを開催しました。JETプログラムは、今年で第29期となります。草賀大使はスピーチで、長年にわたりJETプログラムを支援してくださった全ての関係者への感謝の意を表するとともに、JETプログラム参加者達の日本での活躍が、今後の日豪関係の更なる発展につながっていくことを期待すると述べました。本年のJETプログラム参加者は、7月25日土曜日にオーストラリアを出発、東京でのオリエンテーションに参加し、JETとしての活動をスタートさせました。  

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豪州スカウト連盟レセプション

7月11日、片江次席公使は、豪州スカウト連盟の幹部の皆さんを大使公邸に招いてレセプションを開催しました。本件レセプションでは、日本紹介DVDの上映、日本の伝統楽器(琴と尺八)の演奏、和食の提供など様々な日本文化を紹介しました。皆さんが大いに楽しんでくださいました。300人以上の豪州スカウト青年の皆さんが、今年7月末から日本の山口県で開催される第23回世界スカウト・ジャンボリーに参加するために日本を訪問されますが、日豪のスカウト同士の交流を通じて、両国の関係が一層強化されることが期待されます。

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エディントン卿への叙勲伝達式

6月4日,草賀大使夫妻は,在メルボルン日本総領事公邸において,旭日大綬章受章者であるロデリック・エディントン卿に対する叙勲伝達式を開催しました。

エディントン卿は,日豪間の最大かつ最も権威のある民間経済会議である日豪経済合同委員会会議において,その豪州側委員会である豪日経済委員会に足かけ17年参画し,平成18年から本年まで8年間にわたり会長を務めています。また,両国政府が開催する日豪会議の共同議長として,外交・国防,貿易・経済,文化・人的交流等様々な分野の議論をリードし,日豪関係の深化に努められました。

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競泳日本代表選手団とのレセプション

5月17日、草賀大使は、日豪の競泳交流戦「2015 Canberra Grand Prix」出場のためキャンベラを訪れていた日本競泳代表選手団を公邸にお迎えし、レセプションを開催しました。

昼食会には、平井伯昌ヘッドコーチをはじめ、萩野公介選手、入江陵介選手、立石諒選手、藤井拓郎選手、星奈津実選手など、オリンピックのメダリストや日本の競泳界を代表する選手、そしてスタッフの皆さんが出席されました。また、今回選手団がお世話になったオーストラリアのスポーツ関係者や、日豪協会、キャンベラ日本人会にも参加していただき、スポーツを通じた日豪交流を更に深めることができました。

草賀大使からは、選手団に対し、「2015 Canberra Grand Prix」でのパフォーマンスを称えるとともに、今後の更なる活躍を期待するとの激励を行い、これに対して、選手団を代表して入江選手からも、決意表明の言葉をいただきました。

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戦没者への献花

5月13日、草賀大使は戦争記念館にある無名戦士の墓の前で献花を行いました。
献花は、戦争記念館で毎日閉館前に行われるラスト・ポスト行事に合わせ、バグパイプの演奏が響き渡る中、厳かに行われました。

この日のラスト・ポストでは2013年にアフガニスタンで亡くなった豪陸軍兵士の追悼が行われたことから、ピーター・コスグローブ連邦総督及びトニー・アボット首相並びに連邦政府要人もその場に出席し、大使が献花される様子を見守っていました。 献花終了後、草賀大使はアボット首相らと挨拶を交わし、その際ブランデン・ネルソン戦争記念館館長からは、草賀大使が信任状奉呈式後の最初の公務として戦没者に献花を行ったことに感謝しますとの話がありました。

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東北ユースプログラム参加者による臨時代理大使表敬

豪日協会キャンベラ支部は平成24年より、東日本大震災により親を亡くされた児童を豪州に招へいする事業を実施しています。今年も3月20日から約2週間、4人の中学生、高校生が招待されました(協力:日本航空)。4人は約2週間キャンベラに滞在し、地元の学校での交流やホストファミリーとの交流を体験しました。3月25日には今村臨時代理大使と面談し、滞在期間中に体験したいことや豪州の印象などについて語ってくれました。今回の訪問がこの4人を励まし、困難を乗り越える手助けとなることを願っています。

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落語家桂三輝による臨時代理大使表敬

3月31日、カナダ人落語家の桂三輝(さんしゃいん)さんが、翌日の公演を前に、今村臨時代理大使を表敬しました。三輝さんは日本国内でも落語公演を行い活躍されていますが、世界各国を訪れて英語でも落語公演を行っています。落語を通じて、日本人の笑いや日本の古き良き時代の生活文化を広めていただいている三輝さんのますますの活躍を期待します。

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大使公邸料理人と豪州料理の鉄人のコラボ

2月17日、公邸料理人の加藤シェフはシドニーのスタジオで、豪州の料理の鉄人であるアダム・リャオ氏とコラボで和食のデモンストレーションを行いました。

アダム・リャオ氏はTV番組に出演したり、何冊かの料理の本を出版しているほか、ブログのフォローワーが15万人もいるなど豪州では大変な人気があります。豪州のTV番組で日本全国の主要な郷土料理を紹介するなど和食にも詳しいアダム・リャオ氏が、和食専門家である加藤シェフと一緒にいくつかの料理を作り、その模様が撮影されました。撮影された画像は複数のメディアで取り上げられる予定です。

これを通じて、和食の魅力が多くの人たちに知ってもらえることが期待されます。

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ジェニファー・コルベット氏に対する勲章伝達式

12月16日,大使公邸において,旭日中綬章受章者であるジェニファー・コルベット氏に対する勲章伝達式が行われました。同伝達式には,同氏のご家族や友人も数多く出席し,大変和やかな雰囲気の中で式典が行われました。

コルベット氏は、日本経済の専門家として、長年にわたり、豪州における日本研究の深化と日豪の相互理解の促進に貢献してこられました。また、豪州国立大学の豪日研究センター所長や副学長等の要職を歴任し、全豪の日本研究者のネットワークであるジャパン・インスティトゥートの設立にも尽力されました。こうしたコルベット氏の功績を踏まえて、今年11月、日本政府により、今年度の旭日中綬章の授与が決定されました。

式典で、コルベット氏は、今回の受章は大変光栄であり、今後も日豪の相互理解促進のために貢献していきたいと述べられました。

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ポーリン・ガンデル氏に対する勲章伝達式

12月11日、大使公邸において、旭日小綬章受賞者であるポーリン・ガンデル氏に対する勲章伝達式が行われました。同伝達式には、同氏のご家族や友人も数多く出席し、大変和やかな雰囲気の中で式典が行われました。

ポーリン・ガンデル氏は、漆工芸品など多くの日本美術品を所蔵し、国内外の美術館等に貸し出しを行い、また2012年にナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリア内にオーストラリア初となる日本美術専門ギャラリーが開設された際にも大いに貢献されました。さらに茶道を通じた日本文化の普及にも尽力されました。こうしたガンデル氏の功績を踏まえて、今年11月、日本政府により今年度の旭日小綬章が授与されることが決定されました。

式典で、ガンデル氏からは、勲章を受章することは光栄であり、今後とも日豪関係の促進のために貢献していきたいと述べられました。

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天皇誕生日祝賀レセプション開催

11月25日、秋元義孝駐豪日本大使夫妻は、公邸において、天皇陛下の誕生日を祝うレセプションを開催しました。レセプションには豪州連邦政府のマクファーレン産業大臣、ロバート国防担当閣外大臣、ランドール豪日議連会長を含む連邦議員、連邦政府関係者、各国大使、大学関係者、日系企業関係者、日系コミュニティ代表など約480人が参加しました。
秋元大使は挨拶の中で、本年、日豪両国が名実ともに「新しい段階」に入ったことを、大使公邸での展示によって紹介したいとして、日本企業の製品や、豪州の食材を例に挙げつつ、日豪EPAが署名されたことにより二国間の貿易・投資が増加すると確信していることを強調しました。さらに、今後両国間の青少年交流を強化していきたいと抱負を述べつつ、豪州政府が推進する「新コロンボ・プラン」に参加して日本で留学した学生を讃えました。

今回のレセプションでは、和太鼓や琴の演奏を披露するとともに、和食や日本酒等も提供しました。

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アンザック船団100周年記念式典

11月1日、秋元大使は西オーストラリア州アルバニーで行われたアンザック船団100周年記念式典に出席しました。コスグローブ連邦総督、アボット首相、ジョンストン国防大臣をはじめ、海外からもキーNZ首相、ルドリアン仏国防大臣が出席、日本政府からは中根外務政務官及び徳地防衛審議官が出席しました。
式典中アボット首相は演説の中で日本について触れ、「日本は最初の同盟国、その後の敵となったが、今は真のベストフレンドである。」と述べました。
式典の開催に先立ち、中根外務政務官及び徳地防衛審議官は10月31日、ジョンストン国防大臣とパース市内において会談及び懇親会を行いました。
アンザック船団100周年記念式典には海上自衛隊から護衛艦「きりさめ」が参加、ジョンストン国防大臣及びロナルドソン退役軍人大臣の訪問を受けました。

チャリティー・コンサート「East Meets West 14」の開催

11月1日(土)、オーストラリア室内管弦楽団の後藤和子さんら3人のメンバーによるチャリティー・コンサート「East Meets West 14」が、豪日協会キャンベラ支部の主催によって大使公邸に於いて開催されました。
このコンサートは、東日本大震災の遺児を豪日協会キャンベラ支部が当地に招待する「東北青少年プログラム」の活動を支援するためのチャリティー・コンサートです。

当日は、約90名の聴衆が集まり、一流の演奏を楽しんだ他、日本の曲「ふるさと」に合わせて合唱しました。

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キャンベラ・奈良キャンドルフェステバルの開催

今回21回目を迎えた「キャンベラ・奈良キャンドルフェステバル」が10月25日(土)、市内のキャンベラ・奈良平和公園で開催されました。
同フェステバルでは、秋元大使及びケイティ・ギャラハーACT首席大臣が式典で挨拶しました。公園内には2,000本のキャンドルが並べられ,和太鼓や三味線、尺八の演奏などがステージ上で行われたほか、様々な日本文化紹介が公園内全体で行われました。
大使館が出展したテントでは、書道や折り紙、水風船などの日本の伝統的遊びを提供して地元の人たちに日本の庶民文化の一端を体験してもらいました。また、恒例となっている餅つきを実演し、つきたてのお餅という日本の伝統的な食文化を味わっていただきました。更には日本の魅力を理解してもらうため、観光パンフレットなども配布しました。書道家れんさんによる書道パフォーマンスも披露されました。

当日はフェステバルに15,000人もの来場者があり、多くの市民が日本文化を体験し、日本に対する理解を深めていただいたと考えます。

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2014 HYUNDAI BENNELONG CUP

10月23日木曜日、連邦議事堂内にて、日・豪・中・韓の4カ国の若手選手による卓球の国際大会(2014 HYUNDAI BENNELONG CUP)の開幕イベントが開催されました。この大会は、スポーツを通じた4カ国の若者の友好を推進するためにジョン・アレクサンダー下院議員のイニシアティヴで毎年行われているもので、日本からは滝 理果、島津 郁実、硴塚 将人、宮﨑 友の4選手が参加しました。
この日の開幕イベントには、オーストラリア政府からトニー・アボット首相、ジュリー・ビショップ外務大臣、ピーター・ダットン保健大臣兼スポーツ大臣が出席してスピーチを行ったほか、日本・中国・韓国の大使も一同に会して、各国のチームを激励しました。
スポーツは世界の共通言語であり、この大会を通して、各国のスポーツ交流や国際連携・協力がさらに進んでいくことを期待します。

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茶道デモンストレーションの開催

9月30日、秋元大使は、裏千家淡交会シドニー協会の全面的な支援を得て、大使公邸の中庭において、茶道デモンストレーションを開催しました。裏千家の師範等から茶道についての説明とともにお手前が披露され、用意されたお茶が1人1人にサーブされました。参加いただいた豪州連邦議員夫妻や豪州連邦政府関係者等は、晴天の下、まだ桜の花が咲いている日本庭園において、本格的な茶道を楽しんでいただけたと思います。

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大江菊二氏外務大臣表彰授与式

9月16日、秋元大使は大江菊二氏に今年度の外務大臣表彰を授与しました。大江菊二氏は、弁護士として当地で活動されている、又はこれから活動されようとする日本企業、ACT政府、在豪州日本大使館等に対する法的アドバイスを行い、日豪関係の発展のために尽力されています。また、豪州の高等教育機関において長年講師を務められ、豪州の法学部生の日本への理解向上に大きく貢献されました。こうした功績に鑑みて、今年度の外務大臣表彰を授与することが決定されました。

大江氏は、ご家族や友人に祝福される中、法律面でのアドバイスを通じて、今後とも日豪関係の強化に尽力していきたいとの抱負を述べられました。

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松本直樹氏外務大臣表彰授与式

9月9日、秋元大使は松本直樹氏に今年度の外務大臣表彰を授与しました。松本直樹氏は、キャンベラ補習授業校の校長等として当地の邦人子女教育のために尽力されました。また、キャンベラ日本クラブの会長・副会長、同日本語幼稚園園長として、邦人相互の親睦及び現地社会との親善に貢献されています。こうした功績に鑑みて、今年度の外務大臣表彰を授与することが決定されました。松本氏は、ご家族や友人に祝福される中、外務大臣表彰を受賞し、今後とも日豪関係の強化に尽力していきたいとの抱負を述べられました。

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2014自衛隊記念日レセプション

秋元大使は、9月23日(火)、大使公邸において自衛隊記念日祝賀レセプションを行い、レイ・グリッグス国防軍司令官代理、ブランデン・ネルソン戦争記念館館長をはじめ、多くの安全保障等関係者の参加を得ました。

冒頭挨拶において秋元大使から、アボット首相と安倍総理、両首脳の合意を踏まえて、日豪防衛協力を一層深化、強化していくことは、両国の利益であるだけでなく、アジア太平洋地域全体の平和と安定に大きく貢献するものであると述べました。次いでレイ・グリッグス国防軍司令官代理が100年前に日本海軍の戦艦「伊吹」がANZAC船団を護衛したことを挙げ、最近では国防軍と自衛隊は共同訓練やPKO活動、災害救助活動等を通じて緊密な関係を構築、今後相互の信頼関係を更に深化させていきたい旨述べました。

レセプションは晴天に恵まれ、公邸の日本庭園は日本の春を思わせるごとく桜が咲き誇る中を参加者が散策するなど和やかな雰囲気の中行われ、加藤公邸料理人による日本料理を大いに楽しみました。

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ピンブロック氏外務大臣表彰授与式

9月9日、秋元大使は、キャンベラ地域において、生け花を通じて日本文化の普及に多大な貢献を行った功績に鑑みて今年度の外務大臣表彰を授与することが決定されたピン・ブロック氏に対して同表彰を授与しました。ブロック氏は、ご家族に祝福される中、外務大臣表彰を受賞し、生け花を通じて得た友人を大切にし、また今後とも生け花の普及に尽力していきたいとの抱負を述べられました。

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9月2日、秋元大使はアジアリンクが主催する「リーダーズ・プログラム」参加者を公邸に招待しました。大使は約60名の参加者を前に講演を行い、4月のアボット首相の訪日と7月の安倍総理の訪豪により両国首脳間の個人的信頼関係がいっそう強固なものとなり、両国の関係が「新しい段階」に入ったこと、EPAや防衛装備品協定の署名、人的交流の強化等の成果を今後着実にフォローしていくことの重要性を強調しました。参加者からは、両国の首脳の信頼関係が強固なものであることがわかったので、個人レベルでも日豪関係強化のために貢献したいという意見が呈されました。

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「東北青少年プログラム」による被災地中学生、高校生の訪問

東日本大震災により親を亡くされた4人の中学生、高校生が豪日協会キャンベラ支部により招待されました(協力:日本航空)。4人は約2週間キャンベラに滞在し、地元の学校での交流やホストファミリーとの交流を体験しました。8月15日には秋元大使と面談し、滞在期間中に体験したいことや将来の夢などについて語ってくれました。今回の訪問がこの4人にとってプラスになることを願ってやみません。なお、本件プログラムを行うための資金集めイベントとしてチャリティ・ゴルフが行われ(8月18日。於フェデラル・ゴルフ・クラブ)、優勝者に秋元大使から大使杯を授与しました。

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日本酒紹介トークショー開催

8月8日、キャンベラにある豪州国立美術館に於いて、加藤寛三公邸料理人による日本酒の紹介イベントが開催されました。これは同美術館所蔵の名取春仙の歌舞伎画及び歌舞伎役者の衣装展示会(「Stars of the Tokyo Stage」7月19日から10月12日)に合わせて開催され、加藤公邸料理人が日本酒の作り方、ワインとの違い、日本食との相性等について説明を行ったものです。キャンベラで入手できる日本酒三種類(純米、吟醸、大吟醸)を紹介し、参加者に試飲してもらうと共に、同公邸料理人が提供した寿司と日本酒との組み合わせを楽しんでもらいました。日本酒の奥の深さが分かった、自分でも購入して日本酒を楽しみたい、といった意見が聞かれ、日本酒の良さを参加者に広める良い機会になりました。

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カウラ脱走70周年記念事業における日本文化紹介

1944年8月5日未明、豪州ニュー・サウス・ウェールス(NSW)州カウラ市にあった収容所に収容されていた日本軍兵士が脱走し、多数の死傷者(豪州人死者も4名)が出ました。戦後、豪州内には戦争による強い反日感情が残っていましたが、カウラ市を中心に日本との和解や日豪の戦争犠牲者の慰霊の取り組みが行われてきました。今年はこの脱走事件から70周年を迎え、カウラ市関係者等によって結成された70周年記念事業実行委員会が中心となり、カウラ市各地において様々な記念イベントが開催されました。この機会に、日本大使館はシドニーを拠点とする和太鼓とよさこいのグループに出演を依頼し、カウラ市において披露してもらいました。観客の皆さんが日本をより理解することに役だったと考えています。

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カウラ脱走70周年記念事業

1944年8月5日未明、豪州ニュー・サウス・ウェールス(NSW)州カウラ市にあった収容所に収容されていた日本軍兵士が脱走し、多数の死傷者(豪州人死者も4名)が出ました。戦後、豪州内には戦争による強い反日感情が残っていましたが、カウラ市を中心に日本との和解や日豪の戦争犠牲者の慰霊の取り組みが行われてきました。今年はこの脱走事件から70周年を迎え、カウラ市関係者等によって結成された70周年記念事業実行委員会が中心となり、カウラ市各地において様々な記念イベントが開催されました。秋元大使は8月3日から5日に同市に出張し、日豪の戦没者墓地での献花や、記念の桜の苗木の植樹など、様々なイベントに参加、参列しました。植樹に当たって安倍総理大臣及び岸田外務大臣より寄せられたメッセージが秋元大使により代読されました。カウラは豪州における日豪の和解を象徴する地となっていることから、今後とも同市への支援を通じて日豪の友好親善のための取り組みを継続していきたいと考えています。

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「ウィンター・ガーデン」日本現代美術展開催

7月10日から27日まで、キャンベラのM16アートスペースにおいて、国際交流基金海外巡回展である「ウィンター・ガーデン」が開催されました。14組の日本人芸術家による現代美術作品を展示しましたが、多くの方々にご覧いただき、「興味深い作品が多い」、「大変よい展示会である」、「大いに楽しむことができた」等の評価をいただきました。大使館としては、これからも日本の文化を紹介する様々な事業を実施開催していきたいと考えています。

2014JET壮行レセプション

秋元大使は、7月22日火曜日、本年のJETプログラム参加者のうちキャンベラを出発する9名を公邸に招待し、豪州国立大学の教育関係者や過去のJETプログラム参加者らも交えて、壮行レセプションを開催しました。JETプログラムは、今年で27年目となります。秋元大使はスピーチで、長年にわたりJETプログラムを支援してくださった全ての関係者への感謝の意を表するとともに、日本とオーストラリアの「新しい特別な関係」を支えていくのは、両国の若い人達であると述べました。本年のJETプログラム参加者9名は、7月26日土曜日にオーストラリアを出発、東京でのオリエンテーションに参加し、JETとしての活動をスタートさせました。

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安倍総理夫人プログラム

7月8日、安倍総理夫人は日本大使公邸にて、ブロデリック豪人権委員会コミッショナーやキャッシュ首相補佐大臣(女性担当)兼移民・国境警備担当閣外大臣らと懇談し、日本と豪州での女性のエンパワーメントや女性の更なる社会進出に向けた取組について意見交換を行いました。その後、安倍総理夫人は、日本との交流、日本語教育に積極的なエインズリー小学校(奈良市の椿井小学校と姉妹校)を訪れ、日本語授業クラスの視察や児童達との懇談、 「昭恵文庫」の寄贈を行ったほか、豪州国立博物館及びブルンジュ・アボリジナルアート・ギャラリーを視察し、アボリジニアートやディジュリドゥ(アボリジニ伝統の管楽器)演奏の観賞、アボリジナルアート・ペインティングを体験しました。

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7月9日、安倍総理夫人はアボット首相夫人の招きにより、国立ポートレート・ギャラリーを視察した後、同首相夫人と懇談し、安倍総理夫人から東日本大震災の際の豪州の温かい支援に改めて謝意を表するとともに、今回の訪豪の印象と成果、女性が社会で活躍するためにいかなる支援が必要か等について意見交換を行いました。その後、アボット首相夫人とともに、日豪科学技術協力の象徴的な施設である国立科学技術センター(クエスタコン)を視察し、同センターの概要や科学分野における日豪協力について説明を受けました。

元国費留学生の同窓会組織発足式開催

6月6日、秋元大使は日本政府からの奨学金を得て日本に留学した豪州人がキャンベラで同窓会組織を発足させたのを記念して、元国費留学生22名を公邸に招待して、レセプションを開催しました。挨拶の中で大使は、同窓会組織発足を祝しつつ、元国費留学生は日本に関する思い出と強い絆を維持し、日本のPRをしてくれていることに感謝するとともに、同窓会として集まる親日家のグループが豪州内各地に広がっていくことを願っていると述べました。 集まった元国費留学生の皆さんからは、日本に留学したという経歴を共有する人たちとの絆を深めていきたいとの発言が聞かれました。 正式に発足した同窓会組織のメンバーは、本件レセプション終了後、早速二次会に向かいました。

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新藤総務大臣の豪州訪問

新藤総務大臣は、平成26年4月27日(日)から4月30日(水)までの日程で、オーストラリア(シドニー等)を訪問しました。今回の訪問では、マクファーレン産業大臣と会談し、オーストラリアもカバーする日本が打ち上げた準天頂衛星を活用した、日・オーストラリア両国間でのG空間×ICTプロジェクトについて意見交換を行い、今後具体的な内容を早急に詰めていくことで合意しました。また、G空間×ICTプロジェクトの推進のため、今後オーストラリアでワークショップを開催すること等を内容とする共同声明に署名しました。新藤総務大臣は、ターンブル通信大臣とも会談し、ブロードバンド網の整備及びそれを活用した多様な分野でのICTサービス展開について意見交換を実施し、今後、日・オーストラリア両国の間で、包括的なICT分野に関する政策対話を実施し、二国間の協力関係を強化していくことについて合意しました。

クエスタコン創設25周年記念晩餐会

3月19日、キャンベラにある豪州国立科学技術センター(クエスタコン)の創設25周年記念晩餐会が、マクファーレン産業大臣を筆頭に豪州の政官財の代表、米倉会長を団長とする経団連ミッション、秋元大使等約80名が出席する中で、クエスタコンにて開催されました。 この晩餐会はクエスタコンの創設に当たって、経団連より多大な財政的支援を得たことから、同ミッションがキャンベラを訪問する機会をとらえて開催されたものです。 クエスタコンは豪州建国200周年を記念し、1988年に日豪の共同プロジェクトとして建設されて以来、日豪友好、科学技術協力の象徴的施設となっています。 晩餐会では、豪州側から、クエスタコン設立時における日本政府及び経団連の協力に感謝の意が示されるともに、両国代表者から、本晩餐会が二国間の更なる科学技術協力のきっかけになることを期待する旨の表明がなされました。

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南スーダン国際平和協力業務に対する豪陸軍への感謝状の授与

4月3日、大使公邸にて豪陸軍本部長デイビッド・モリソン中将等を招き、秋元大使から、昨年、南スーダン国際平和協力業務で陸上自衛隊とともに活動した豪陸軍隊員ドレイン中佐及びローソン曹長に岩崎統合幕僚長からの感謝状を手渡しました。

冒頭秋元大使が、二人の功績に敬意を表するとともに、豪国防軍と自衛隊が一体となった活動が、現在の良好な日豪関係を支えていると述べ、感謝の意を伝えました。続いてモリソン中将が、二人の陸軍隊員に対し統幕長からの感謝状が日本国大使を通じて授与されることは、豪陸軍にとって名誉な出来事であると述べるとともに、モリソン中将の発声で両国のさらなる友好関係の深化を祈念して乾杯、その後大使主催のアフタヌーンティーにおいて、二人から当時の活動状況等について話を聞きました。

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新コロンボ・プランによる留学生への激励

3月17日、秋元大使は、「新コロンボ・プラン」の下日本に留学する豪州国 立大学の学生2名をビショップ外相等とともに激励しました。「新コロンボ・プラン」は奨学金や助成金を提供することによって豪州人学生を海外に留学させる事業であり、豪州政府が推進しています。今年はパイロット事業として、日本を含む4か国に豪州各地から留学する予定です。このプランを通じて日本に多くの豪州人学生が留学し、両国間の人的交流がさらに深まることを期待します。 

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和食レクチャー・デモンストレーションの開催

2月25日にキャンベラ工科専門学校(CIT)において、当館及びCIT共催による和食レクチャー・デモンストレーションを開催しました。 同レクチャーでは、加藤寛三公邸料理人を講師として、調理師を目指すCITの生徒達約80名に対し、和包丁や鰹だしの説明、刺身の引き方及び前菜、焼き物、天ぷらなどの懐石料理の調理方法について、実践を交えて講義しました。 生徒の多くはレシピのメモを取ったり、加藤料理人の包丁さばきを真剣に観察し、包丁の扱い方や天ぷらの揚げ方に関する質問などを寄せて、非常に熱心に聴講していました。 レクチャーの最後には、天ぷらと炊き込みご飯の試食を行い、出来上がった懐石料理の写真を撮るなど、生徒達は日本の食文化に関する理解を深めました。

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大使の北部準州公式訪問

秋元大使は2月16日から19日まで,北部準州を訪問し,ダーウィンにおいてトーマス行政官やジャイルズ州首席大臣をはじめ各界要人や日豪の民間企業関係者の方々と意見交換しました。またダーウィンの日本人墓地にて献花を行うと共に,2月19日には第72回ダーウィン空爆式典にも出席して献花を行いました。今回の訪問を通じて、日本と北部準州との歴史的,経済的な結びつきの深さについて思いを新たにするとともに、今後とも同州との連携強化を図っていく考えです

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ハワード元オーストラリア首相に対する勲章伝達式

12月10日,日本大使公邸において,旭日大綬章受賞者であるジョン・ウィンストン・ハワード元オーストラリア首相に対する勲章伝達式が行われました。同伝達式には,ビショップ外務大臣,マクファーレン産業大臣,ダットン保健大臣兼スポーツ大臣,ジョンストン国防大臣,ブランディス法務大臣兼芸術大臣等の豪州政府閣僚や政府関係者、同元首相の友人も数多く出席し,大変和やかな雰囲気の中で式典が行われました。 ハワード元首相は首相在任中、7回も訪日し、安全保障や経済分野等をはじめとする数々のイニシアティブを発揮するなど、日豪関係の発展に寄与し、今日の包括的な二国間関係の土台を築きました。こうした同元首相の功績を踏まえて、今年11月、日本政府により今年度の旭日大綬章が授与されることが決定されました。 式典では,ハワード元首相から、これまでの日豪関係について振り返りつつ、今まで構築されてきた日豪関係が一層強化されることへの期待が述べられました。また,ビショップ外相から、ハワード元首相の受章に対する祝辞及び乾杯の挨拶が行われました。

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第31回全豪中学・高校生作文コンテスト表彰式の開催

12月5日に、当館において第31回全豪中学・高校生作文コンテストのキャンベラ内における表彰式が開催されました。 同コンテストは日本の文化や社会問題に関するトピックについての作文を中学生、高校生より募集するもので、今年は727通の応募があり、審査の結果、全豪で37名の方々が受賞されました。そのうち、キャンベラからメルローズハイスクールのブルース=スベンソン君とサラ=ヘイダーさんのお2人が佳作を受賞され,今村次席公使より表彰状と副賞の盾が贈られました。 表彰式では、ピーター・ヘンドリック審査委員長より講評が述べられたほか、受賞者より受賞の喜びや作文コンテストの感想、今後の抱負などが語られました。

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和太鼓演奏会兼ワークショップの開催

12月4日及び5日にキャンベラ市内のキャンベラ・ガールズ・グラマー・スクール及びナマッジ・スクールにおいて、メルボルン在住の和太鼓奏者である坂本敏範さん、メル=フォードさん、秋元阿実さんの3名を招き、和太鼓の演奏会兼ワークショップを開催しました。 坂本さんは、長年メルボルンにおいて和太鼓教室を開設されており、本格的な和太鼓グループ「WADAIKO RINDO」を結成して豪州各地のイベントに参加したり、フィジー、中国などで海外公演を行っています。 演奏会では、3人の一糸乱れぬ見事な演奏が披露されたほか、和太鼓の由来、種類及び基本的な和太鼓のたたき方などが紹介され、生徒の皆さんが実際に和太鼓をたたき、リズミカルな和太鼓の演奏を楽しみました。

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秋元大使による地元野球チームでの始球式

12月5日、秋元大使は、地元キャンベラの野球チームであるキャンベラ・キャバリーの試合において、始球式を行いました。キャバリーはオーストラリア野球リーグの昨年度のチャンピオンとして、台湾で行われた野球のアジア・シリーズに出場し、東北楽天イーグルスなどとも対戦。見事に優勝を果たしました。 去年までは阪神タイガースの選手がチームに合流していましたが、今年は残念ながら日本人選手はいません。しかし、野球は日本で人気のあるスポーツですので、野球を通じた日本とオーストラリアの交流がますます強化されることが期待されます。

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天皇誕生日祝賀レセプション開催

12月4日、秋元義孝駐豪日本大使夫妻は、公邸において、天皇陛下の誕生日を祝うレセプションを開催しました。レセプションには豪州連邦政府のマクファーレン産業大臣、ロバート国防担当閣外大臣、ラドック与党下院院内幹事長、ガンバロ下院議員(ビショップ外相代理)を含む連邦議員、連邦政府関係者、各国大使、大学関係者、日系企業関係者、日系コミュニティ代表など約380人が参加しました。 秋元大使は挨拶の中で、過去1年間に豪州内各地を訪問し、現在の日豪両国間の友好関係が、永きに亘る経済関係と人的交流によって支えられてきたことを改めて実感したこと、来年の抱負として日豪両国首脳の相互訪問を実現させ、両国関係の発展に大きな弾みをつけたいことなどを述べました。 今回のレセプションでは、新たな試みとして、豪州において活躍している日本企業の製品を大使公邸に展示したほか、和太鼓や琴の演奏を披露し、和食や日本酒を提供しました。

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チャリティー・コンサート「East Meets West 13」の開催

11月16日(土)、オーストラリア室内管弦楽団の後藤和子さんら4人のメンバーによるチャリティー・コンサート「East Meets West 13」が、豪日協会キャンベラ支部の主催によって大使公邸に於いて開催されました。 このコンサートは、東日本大震災の遺児を豪日協会キャンベラ支部が当地に招待する「東北青少年プログラム」の活動を支援するためのチャリティー・コンサートです。 当日は、秋元大使夫妻や100名以上の聴衆が集まり、一流の演奏を楽しんだ他、「夏の思い出」といった日本の曲に合わせて合唱しました。

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秋元大使、豪政府主催戦没者追悼式典(リメンブランス・デー)に参列

11月11日、秋元大使は降りしきる雨の中、アンザック広場(キャンベラ戦争記念館前)で行われた戦没者追悼式典(リメンブランス・デー)に参加、第一次世界大戦(1914年-1918年)で亡くなられた豪兵士を追悼する記念碑に花輪を授けました。  本式典にオーストラリア政府からはクエンティン・ブライス豪連邦総督、デービッド・ハーレー国防軍司令官等が参加しました。

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生け花デモンストレーションの開催

11月10日にベルコーネン・アート・センターにおいてピン・ブロックさんによる生け花デモンストレーションを開催しました。(日本大使館、ベルコーネン・アート・センターによる共催) ピン・ブロックさんは草月流生け花の顧問として当地で生け花の指導をされており、フロリアードやキャンドルフェステバルの際にも、生け花のデモンストレーションを実施されています。 同センターでは、当地で活躍する陶芸家のスウェン・博江さんの個展「AUSTRAL-JAPANESE HARMONY」が開催されており、ピン・ブロック先生がスウェンさんの花器を使用して、様々な趣向を凝らした6作品を作成され、集まった参加者を魅了しました。

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防衛大学校学生の大使表敬

11月8日(金)にオーストラリア国防軍士官学校に留学中の防衛大学校学生(鈴木康輔 学生、恩地経生 学生)2名が大使を表敬しました。防衛省と豪国防省は防衛交流の一環として防衛大学校からオーストラリア国防軍士官学校に学生を派遣するとともに、オーストラリア国防軍士官学校からも防衛大学校へ学生を派遣しています(留学期間は共に約4カ月)。  秋元大使との懇談で二人は、4カ月の留学期間中に体験した豪士官学校での生活や、豪国防軍士官との交流の様子について説明したのに対し、秋元大使からは、「外交と防衛を通じて日本とオーストラリアの信頼醸成に努めることの意義を十分に理解し、留学中に得た知識、経験を将来の日本とオーストラリアの関係強化に活かして欲しい。」と激励しました。

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キャンベラ・奈良キャンドルフェステバルの開催

10月26日(土)に、市内のキャンベラ奈良平和公園において、「キャンベラ奈良キャンドルフェステバル」が開催されました。 同フェステバルでは、秋元大使、ケイティ・ギャラハーACT首席大臣及び仲川げん奈良市長が式典で挨拶しました。公園内には2,000本のキャンドルが並べられ,メインステージで和太鼓竜胆による和太鼓の演奏やGeorge & Norikoによる三味線とギターの演奏などが行われたほか、公園内では様々な日本文化紹介が行われました。 また、当館が出展したテントでは、書道や折り紙、書道家れんさんによる書道パフォーマンスが披露された他、水風船などの日本の伝統的遊びを提供して地元の人たちに日本の庶民文化の一端を体験してもらいました。また、恒例となっている餅つきを実演し、つきたてのお餅という日本の伝統的な食文化を地元の皆さんに味わっていただきました。更には本年が日豪観光交流年であり日本の魅力を理解してもらうため、観光パンフレットなども配布しました。 当日はフェステバルに15,000人もの来場者があり、多くの市民が日本文化を体験し、日本に対する理解を深めました。

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キャンベラ・奈良姉妹都市交流20周年記念レセプションの開催

10月25日に、秋元大使は、本年がキャンベラ(ACT)と奈良市との姉妹都市交流締結から20年の節目を迎えたのを記念して「キャンベラ奈良姉妹都市交流20周年記念レセプション」を大使公邸で開催しました。 同レセプションでは、ケイティ・ギャラハーACT首席大臣、仲川げん奈良市長など両市の行政関係者や姉妹都市委員会の方々が参加して、両市の20年間にわたる親密な交流、友好関係の歩みを祝福し、今後の交流について意見交換をしました。 また、会場には奈良市の日本酒PRコーナーが設置され、当地の酒卸売業者や飲食店関係者にも奈良の日本酒を知ってもらうことができました。

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卓球を通じた4か国の国際交流イベントの開催

国会議事堂のグレート・ホールにおいて、オーストラリア、日本、韓国、中国の4か国の若手トップ選手による国際卓球大会の開会イベントが10月24日に開催されました。 本イベントの主催者であるジョン・アレキサンダー下院議員が挨拶を行った後、日本大使館からは今村朗臨時代理大使が、スポーツの国際交流の意義を述べ、本大会を称えるとともに、日本選手の紹介を行いました。  スポーツを通じた更なる交流と相互理解、そして日本の若手スポーツ選手が国際的な舞台で益々活躍することが期待されます。

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秋元大使とジョン・コーツ豪州オリンピック委員会委員長との意見交換

10月17日、シドニーに出張した秋元大使は、ジョン・コーツ豪州オリンピック委員会(AOC)委員長と意見交換を行いました。大使より、2020年オリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決まったことについて豪州から賜った支援に対する謝意を表明し、また同委員長が国際オリンピック委員会の副会長に就任されたことへの祝意を表しました。これに対して同委員長からは、同委員長が東京オリンピック調整委員会の委員長に任命されたこと、AOCと日本オリンピック委員会との間でスポーツ交流を強化していきたいこと等が明らかにされました。

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大使のビクトリア州公式訪問

 秋元大使は、10月9日から11日まで、ビクトリア州(VIC州)を公式訪問し、メルボルンにおいてチャーノフ州総督やナプサイン州首相をはじめとする州政府関係者、日豪の企業関係者など多くの方々と意見交換を行いました。こうした意見交換等を通じて、日本とVIC州が深いつながりを有しており、特に経済的・文化的な面での重要なパートナーとして、今後も更なる関係の強化を図っていく必要があることを再認識しました。今回の訪問を踏まえて、日本とVIC州との一層の連携強化に向けて、引き続き努力していく考えです。

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ポーリン・ガンデル女史に対する平成25年外務大臣表彰伝達式

10月3日、秋元大使はポーリン・ガンデル女史に今年度の外務大臣表彰を授与しました。ガンデル女史は、オーストラリア初の日本美術専門ギャラリーがナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリア内に開設されるにあたって大いに貢献された他、茶道の普及にも長年に亘って貢献されています。こうした功績に鑑みて、今年度の外務大臣表彰を授与することが決定されました。ガンデル氏はご家族や友人に祝福される中、外務大臣表彰を受賞し、引き続き日本文化の普及に尽力していきたいと抱負を述べられました。

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ポール・ギャラハー氏に対する平成25年外務大臣表彰伝達式

10月1日、秋元大使はポール・ギャラハー氏に今年度の外務大臣表彰を授与しました。ギャラハー氏は豪日経済委員会事務局として15年間にわたり日豪の産業界の交流のために尽力してこられました。特に、昨年、シドニーにて開催された日豪・豪日経済合同委員会の50周年を成功裡に企画・運営された点は高く評価されます。こうした功績に鑑みて、今年度の外務大臣表彰を授与することが決定されました。ギャラハー氏はご家族や友人に祝福される中、外務大臣表彰を受賞し、引き続き日豪経済関係の強化に尽力していきたいと抱負を述べられました。

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秋元大使の新外相、新国防相表敬

秋元大使はジュリー・ビショップ外相、デイビッド・ジョンストン国防相を各々訪問し、新閣僚就任のお祝いを伝えるとともに、現在の良好な関係を維持強化するために日豪両国が外交及び防衛の分野で今後一層その協力関係を深めていくべきであること等を確認しました。

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9月25日、秋元大使はアジアリンクが主催する「リーダーズ・プログラム」参加者を公邸に招待しました。大使は約60名の参加者を前に講演を行い、アジア太平洋地域は世界の経済成長センターとなっているとともに、いくつかの不安定要因があること、同地域の平和と安定を維持しつつ経済ダイナミズムを維持・発展させていくために日豪両国が協力していくことの重要性を強調しました。参加者からは、アジア太平洋の情勢が変化している中で、地域の既存の枠組みを活用することが重要であり、そのために日豪両国が一層の協力を行うべきとの指摘に賛同するといった意見が呈されました。

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「パラレル・ニッポン」現代日本建築展及びトーマス・ダニエル氏講演会の開催

9月12日にキャンベラ市内の連邦最高裁判所において、「パラレル・ニッポン」現代日本建築展のオープニング式典が開催されました。(主催:当館、国際交流基金)同展示会は、主に1996年から2006年までの間に日本の建築家によって設計され、日本国内外において建設された建築物の写真パネル及び模型が展示されております。 オープニング式典では、吉田総括公使の開会あいさつの後、キャンベラ大学のユージニ=ベル准教授や、同展示の共同キュレーターの1名であるトーマス・ダニエル氏が同展の概要、見所等を紹介しました。 また、13日にはキャンベラ大学においてダニエル氏による講演会が開催され、現代日本建築の魅力や日本の建築家の今後の活動などを語り、来場された学生、市民の方々は日本建築に関する理解を深めました。

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秋元大使の豪州戦略政策研究所における講演

8月8日、秋元大使は豪州戦略政策研究所において、アジア太平洋地域における戦略環境及び同地域が抱える課題への対応について講演しました。連邦政府関係者や大学関係者、ビジネス及びマスコミ関係者等約80名が傍聴しました。この講演では、アジア太平洋地域においてはいくつかの不安定要因があり、これに対応するため、地域協力に基づいたルール作り、基本的価値や戦略的利益を共有する国々との同盟や連携関係の強化、安全保障対話や防衛交流を通じた信頼醸成の強化、危機管理のメカニズムの創設が重要であり、同地域の平和と安定のために日豪両国が協力していくことの重要性も強調しました。 (秋元大使のスピーチ内容はこちら)

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秋元大使カウラ事件69周年記念式典に参列

秋元大使は8月5日、ニュー・サウス・ウエールズ州のカウラ市にある日本人戦没者共同墓地、カウラ戦没者墓地のほか、カウラ捕虜収容所跡地など市内2か所にある慰霊碑に献花を行いました。 式典にはカウラ市長をはじめ、カウラ豪日協会、カウラ日本庭園財団、カウラ・ブレイクアウト協会の代表者のほか、地元小中学生の代表が参加して行われました。 カウラ事件とは、1944年8月5日未明に、カウラ市内の捕虜収容所に収容されていた日本軍兵士約1100名が集団脱走した事件です。この集団脱走により、日本軍兵士231名とオーストラリア兵士4名が亡くなるという悲惨な結果となりました。戦後、両国関係者の努力により、カウラ市は両国国民間の友好関係を象徴する場所となっています。

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広島・長崎の原爆写真展

8月5日にキャンベラ市内の連邦最高裁判所において、広島・長崎の原爆に関する写真展示会「Memories of Hiroshima and Nagasaki: a quest for peace」のオープニング式典が開催されました。(主催:豪州赤十字社) 同写真展はアデレード、ブリスベンでも開催され、当地にて8月28日まで開催されており、原爆投下直後の広島と長崎の様子を紹介する写真パネルなどが展示されています。 式典は、声楽家の有本(大辻)泰子さんによる「千の風になって」の独唱で始まり、シドニー在住の被爆者である絵本作家の森本順子さんがあいさつされ、ご自身の凄惨な体験を元に核兵器の廃絶を訴えました。また、当館から天野哲郎次席公使が出席し、平和教育の重要性や核兵器のない世界の実現に向けた日本政府の取組について述べました。

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東北青少年プログラム」による被災地中学生、高校生の訪問

7月29日に宮城県より阿部勇輝君、陽奈さん、千葉萌さんと遠藤一之介君が当館を表敬訪問されました。 4人は、東日本大震災により親を亡くされた中学生、高校生を当地へ招待する「東北青少年プログラム」(主催:豪日協会キャンベラ支部、協力:日本航空)として、7月27日より約1週間当地に滞在され、当地の学校での豪州人学生との交流やコンサート鑑賞、牧場見学など様々な体験をされました。 秋元大使との面談では、当地でのホストファミリーとの生活や将来の夢などについて述べ、秋元大使からは「今回得た貴重な体験を日本へ戻った際に友達に伝えて、今後もお世話になった豪州の皆さんと交流を深めて欲しい」と激励しました。

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Skate in the Cityにおける日本文化紹介

当館は、キャンベラ・ジャパン・クラブとともに、7月28日(日)にキャンベラ市内シビックのガリマー・プレイスに設置されていたスケートリンク(Skate in the City)において、日本文化紹介テントを設けました。 テントでは、書道、折り紙や独楽、けん玉などの日本の文化や遊びを紹介し、大勢の子供達や家族連れに日本の伝統的な遊びを通じて、日本文化を体験していただきました。また、日本各地の観光情報の提供も行いました。 当日のスケートリンクでは、JポップがBGMとして流される中、和装のスケーターによるアイスショーや日本のアニメのキャラクター等にコスプレした参加者達がリンクに登場するなど、大勢の市民で賑わいました。

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華道家・川名哲紀氏による生け花デモンストレーションの開催

7月26日に大使公邸において華道家・川名哲紀氏による生け花デモンストレーションを開催しました。(日本大使館、草月流いけばなによる共催) 川名先生は、現在、ニューヨークにおいて華道家、造形作家として活躍されており、欧州各国、ロシア、米国、中国、NZなど世界中で生け花のデモンストレーションやワークショップ及び個展を開催されています。 当日は、川名先生が当地の花材や花器を使用して、斬新で様々な趣向を凝らした生け花11作品を作成され、集まった約90名の参加者を魅了しました。

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JET参加者壮行レセプションの開催

7月17日、JET参加者壮行レセプションを大使公邸にて開催し、当地から新たにJETプログラムに新たに参加する12名のほか、過去の参加者、大学の教員等約40名が出席しました。 JETプログラムは日本における外国語教育の充実と地域レベルの国際交流を通し、草の根レベルの国際交流の促進を目的としたプログラムで、本年で27年目を迎えます。 JETプログラムに参加する一人一人から日本語や英語で日本での抱負が語られ、他の出席者から祝福されました。。

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2013年福岡アジア文化賞 受賞決定伝達式

7月9日にオーストラリア国立大学において、2013年福岡アジア文化賞の受賞伝達式が開催され、同大学のテッサ・モーリス=スズキ教授が学術研究賞を受賞されました。(主催:福岡市、オーストラリア国立大学) 同賞は福岡市及びよかトピア記念国際財団が主催となり1990年に創設され、アジアの固有かつ多様な文化の保存と創造に顕著な業績を挙げた個人、団体を顕彰するものです。 当日は、オーストラリア・リサーチ・カウンシルCEOのエイダン・バーン教授やマリー・マクレーン前駐日豪大使らの来賓や多くの関係者が参加する中、中園政直福岡市副市長から同教授へ伝達書が手渡され、秋元大使は同教授の受賞を祝うとともに、同教授の長年にわたる研究活動、業績を称える挨拶をしました。

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豪州日本研究大会の開会レセプションの開催

7月8日、豪州日本研究大会がキャンベラで開催された機会に、同大会の開会レセプションを大使公邸にて開催し、豪州日本研究学会会長であるスティーブンス・メルボルン大学教授、ヤングANU学長、マックリーン前駐日豪大使(豪日基金理事長)を始め、学会関係者、政府高官や学術関係者等180名が出席し、交流を深めました。 日豪関係をさらに発展させていくためには、あらゆるレベルの交流を促進し、そのような交流を通じてお互いの相互理解を強化していくことが重要であり、豪州における日本研究がそのような交流の促進に一層寄与していくことが期待されます。

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大使の西オーストラリア州公式訪問

 秋元大使は7月1日から6日まで、西オーストラリア州(WA州)を訪問し、パースにおいてマカスカー州総督やバーネット州首相をはじめ、各界要人や邦人企業関係者と意見交換を行いました。また、同州の鉄鉱石サイトを視察したほか、古くから日本と関わりの深い同州北部の町ブルームまで足を伸ばし、日本人墓地の訪問と現地に住む日本人元真珠ダイバー関係者と交流を持ちました。今回の訪問を通じて、同州との経済的、歴史的な結びつきの深さについて再認識するとともに、今後とも同州との連携強化を図っていく考えです。。

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大使のクイーンズランド州公式訪問

秋元大使は6月17日から20日まで、クイーンズランド州(QLD州)を訪問し、ブリスベンにおいてウェンズリー州総督やニューマン州首相をはじめ各界要人や日豪の民間企業、経済関係者の方々と意見交換しました。また、ケアンズも訪問しました。これらの意見交換や訪問を通じて、QLD州が歴史的にも、経済的にも日本と結びつきが深いことを再認識できました。こうした関係をさらに強化すべく、同州との連携を深めていく考えです。

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切り紙作家 矢口加奈子さんによるレクチャー、ワークショップ等の開催

6月3日、4日に日本人切り紙作家・矢口加奈子さんによる切り紙のレクチャーデモンストレーション及びワークショップが国立美術館及び市内3カ所の小、中・高校、大学において開催されました。(主催:国際交流基金、日本大使館他) フォレスト小学校では、子供たちが矢口さんから切り紙の作り方を教わって自由に切り紙を作成し、メリッチ・カレッジでは、生徒の皆さんが自分で作った切り紙を使って、手ぬぐいに色鮮やかな型染めをしました。 また、国立美術館では、切り紙の歴史や矢口さんの作品に関するレクチャーの後に、矢口さんが繊細で独創的な切り紙の作成を披露され、集まった約120名の参加者を魅了しました。

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豪日交流基金理事会メンバーとの昼食会

秋元大使夫妻は5月28日に、豪日交流基金理事会理事らを公邸に招待し、昼食会を開催しました。 豪日交流基金は1976年に設立され、豪州政府の日豪両国の交流を促進することを目的とする機関であり、芸術・文化、教育、科学技術、スポーツ、ビジネスなどを含む幅広い分野で日豪関係を強化する活動を展開しています。 当日は、マリー・マクレーン同基金理事長をはじめ理事ら10名が参加し、今後の日豪間の文化事業、人的交流やビジネス分野における協力等に関する意見交換を当館幹部との間で行いました。 。

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大使のタスマニア州公式訪問

秋元大使は、5月14日から17日にかけてタスマニア州を公式訪問しました。 ホバートでは、ピーター・アンダーウッド州総督夫妻、ララ・ギディングス州首相などの政府関係者及び産業界関係者など多くの方々と意見交換を行い、また、タスマニアの美しい大自然に触れることができました。 日本はタスマニア州から牛肉、乳製品、アルミニウムやウッドチップを輸入しており、又、日本企業も現地に進出しています。 今回の訪問を通じて、タスマニア州への日本人観光客の拡大やビジネス関係の強化など、今後の日本とタスマニア州との連携強化に向けて努力していくことが確認されました。

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ラグビー選手との夕食懇談会

秋元大使夫妻は4月10日、地元ラグビー・チームであるブランビーズの練習に参加しているクボタ・スピアーズの5人の選手を公邸に招待し、夕食懇談会を開催しました。クボタ・スピアーズには元豪州代表選手がコーチとして在籍するなど、チーム内に日豪交流が見られますが、今回の練習に参加した日本人選手にもラグビーを通じた日豪の架け橋となることが期待されます。

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南オーストラリア州公式訪問

秋元大使は,初の公式訪問として,4月2日から5日までサウス・オーストラリア州を訪問し,アデレードにおいてスケアス州総督,ウェザリル州首相をはじめ各界要人や日豪の民間企業・教育関係者の方々との意見交換を行いました。また,同州の豊かな自然の美しさとその恵みに触れることができました。今回の訪問を通じ,今後の更なる関係強化への同州の強い意向を把握するとともに,そのために同州との連携を強化していくこととなりました。

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和食レクチャー・デモンストレーションの開催

3月26日にキャンベラ工科専門学校において、当館及び国際交流基金の共催による和食レクチャー・デモンストレーションを開催しました。 同レクチャーでは、加藤寛三公邸料理人を講師として、当地で入手できる食材を使用して家庭で手軽に調理できる手巻き寿司やサーモンの照り焼き、海老スープの味噌汁などの日本料理の調理方法や、日本の代表的な調味料である味噌の種類、特徴などを紹介しました。 参加者の多くはレシピのメモをしたり写真を撮りながら、味噌や米、かつおぶしなどの食材に関する質問や海老の調理方法、日本の包丁に関する質問などを寄せて、非常に熱心に聴講していました。 レクチャーの最後には紹介した料理の試食を行い、多くの参加者が日本の食文化に関する理解を深めました。

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秋元大使の豪州要人への表敬訪問

秋元大使は昨年10月末の着任以来、ジュリア・ギラード首相やトニー・アボット野党党首、ケイティ・ギャラガーACT首席大臣等の豪州要人を表敬訪問してきました。表敬訪問の際にはこうした要人との間で、日本と豪州の各々の国内政治情勢や日豪関係などについて有意義な意見交換を行いました。


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日本競泳選手団との昼食会

3月12日、秋元大使は、キャンベラで合宿中の日本競泳選手団をお招きして昼食会を開催しました。昼食会には平井伯昌コーチ率いる「平井レーシング・チーム」のメンバーである北島康介選手、松田丈志選手、萩野公介選手、寺川綾選手、加藤ゆか選手、上田春佳選手などオリンピックのメダリストや日本の競泳界を代表する選手、そしてスタッフの皆さんが参加されました。席上、大使より、競泳選手のロンドン・オリンピックでの活躍によって日本の多くの人が感動と勇気をもらったと挨拶し、選手の更なる活躍を期待するとして激励しました。


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東日本大震災二周年の集い

3月11日(月)、キャンベラ奈良公園にて、キャンベラ日本クラブと豪日協会の共催による「東日本大震災二周年の集い」が開催されました。 式典では、参加者が震災とその後の津波による犠牲者を追悼するキャンドルに火をともし、尺八演奏の後、全員で黙祷を捧げました。


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日本アニメ講演会の開催

3月6日にオーストラリア国立大学内クーム・レクチャー・シアターにおいて、当館、同大学ジャパン・インスティテュート及び国際交流基金の共催による日本アニメ講演会及びアニメ映画「サマーウォーズ」(細田守監督作品)の上映会を開催しました。 講演会では、同大学のキャロル・ヘイズ先生により「ポータル、アバターとアイデンティティ-細田守アニメ作品におけるインターコネクティビティ」とのテーマで、手塚治虫、宮崎駿監督作品などの日本アニメの歴史やその特徴、及び今回の上映作品である「サマーウォーズ」の世界とその魅力について紹介しました。 参加された観客からは上映会終了後に拍手がおこるなど、日本アニメの奥深さ、ストーリー性の高さを楽しみました。


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和太鼓ワークショップの開催

2月2日及び3日にキャンベラ市内において、メルボルン在住の和太鼓奏者である坂本敏範氏及びメル・フォード氏を招き、和太鼓のワークショップを開催しました。 坂本氏は、メルボルンにおいて和太鼓教室を開設されており、また本格的な和太鼓グループ「WADAIKO RINDO」を結成して、豪州各地のイベントに参加し海外公演も行っています。 ワークショップでは、和太鼓の由来、種類及び基本的な和太鼓のたたき方などが紹介された後に、参加者全員が実際に和太鼓をたたき、リズミカルな和太鼓の演奏を楽しみました。


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ブロードバンド回線を使った日豪学生のテレビ会議

2月1日、豪州政府が推進するブロードバンド・ネットワーク化事業のキックオフ・イベントが行われ、秋元大使が、豪州のコンロイ通信大臣、ランディ多文化関係大臣と一緒に出席しました。イベントでは、ブロードバンド回線をつないで、日本の千歳高校(北海道)、富雄第三小中学校(奈良県)、キャンベラのハリソン・スクールの学生がテレビの画面を通じて会話しました。こうした回線で両国の学校がつながることで、豪州の学生が日本語を学ぶ機会が増えることを願っています。


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マスターシェフ アダム・リャオ氏の訪問

12月19日(水)に料理人のアダム・リャオ氏が当館を表敬訪問されました。 アダム・リャオ氏は、2010年7月に放映された豪州の人気料理TV番組「マスターシェフ オーストラリア シーズン2」の優勝者であり、以降、料理番組への出演や料理に関する著書も出版するなど料理人として活躍されています。また、過去に日本に7年間滞在するなど日本と関係の深いお方です。 同氏は来年の春に、日本各地を訪問して、日本料理や伝統文化などにスポットをあてたTV番組のホスト役を務められる予定であり、秋元大使との面談では、訪日を前に、北海道から沖縄まで日本各地の郷土料理を味わい、食材や料理に関する人々のエピソードを豪州の人々に紹介できる喜びや抱負を語りまし。  

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大使のキャンベラ・キャバリーの試合での始球式

 11月30日、秋元大使は地元のプロ野球チーム、キャンベラ・キャバリーの試合で始球式を行いました。先週からこのチームには日本の阪神タイガースの3人の選手が参加しており、野球を通じた日本人とオーストラリア人の交流が行われております。こうした両国間の人的交流がもっと深まることを期待しつつ、大使は見事ストライクを投じました。

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天皇誕生日祝賀レセプションの開催

秋元大使夫妻は、11月28日(水)に大使公邸において、天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。
開会にあたり、マンスフィールド豪州外務貿易省儀典長と秋元大使が陛下のご誕生日を祝福して乾杯を行い、声楽家の有本(大辻)泰子さんにより両国の国歌が独唱されました。
レセプションでは、シドニーの日本食レストラン「YOSHII」の吉井シェフが握る寿司が提供されたほか、天ぷらや焼き鳥、おでんなどの日本食を400名以上のゲストが楽しみました。
また、公邸内には、東日本大震災の復興状況に関する写真が展示されたほか、東北地方の日本酒も多数のゲストに振る舞われました。

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チャリティーコンサート「East Meets West 12」の開催

11月10日(土)にオーストラリア室内管弦楽団のメンバーである後藤和子さんら4名の演奏家によるチャリティーコンサート「East Meets West 12」(主催:豪日協会キャンベラ)が大使公邸において開催されました。
このコンサートは、豪日協会キャンベラが運営する東日本大震災の孤児を当地へ招待する「東北青少年プログラム」の活動を支援するためのチャリティーコンサートです。
当日は、秋元大使夫妻及び100名以上のキャンベラ市民が大使公邸内に設置されたステージに集まり、シューベルトの弦楽三重奏曲第1番やメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第2番など、後藤さんらの素敵な演奏を楽しみました。

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キャンベラ・奈良キャンドルフェステバルの開催

10月27日(土)、「キャンベラ奈良・キャンドル・フェスティバル」がキャンベラ市内の公園で開催されました。前の日に着任したばかりの秋元義孝新大使夫妻も参加し、秋元大使は大使としての当地での初の仕事としてオープニング・セレモニーで挨拶を行い、本フェスティバルが日豪友好に果たしている意義等を強調しました。
日本大使館は書道や折り紙、書道家れんさんによる書道パフォーマンスが披露された他、水風船、ケン玉などの日本の伝統的遊びを提供して地元の人たちに日本の庶民文化の一端を体験してもらいました。また、恒例となっている餅つきを実演し、つきたてのお餅という日本の伝統的な食文化を地元の皆さんに味わっていただきました。更には国際観光地としての日本の魅力を理解してもらうため、観光パンフレットなども配布しました。
主催者である首都特別地域(ACT)政府によれば、当日はフェスティバル全体に13,000人もの参加があったようです。すっかり春の風物詩となったこのフェスティバルは貴重な日本文化紹介の場となっています。

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